西洋医学と東洋医学の簡単な違いと、鍼灸治療の特徴を、ご説明致します。
整形外科が「西洋医学」に基づき、画像診断(レントゲン・MRI)で原因を特定し、主に薬や湿布で「痛みを取り除く(対処療法)」のに対し、鍼灸治療は「東洋医学」の考え方をベースに、身体の血流や神経、自然治癒力にアプローチして「痛みの出にくい身体作り(根本改善)」を目指します。
・「ツボ(経穴)」や「硬くなった筋肉(トリガーポイント)」に細い鍼を刺入したり、お灸で温めたりすることで、身体の機能回復を促します。
・鍼の刺激が脳に伝わると、脳内で「鎮痛物質」が分泌されます。これが神経伝達をブロックし、慢性的な痛みや神経痛を和らげます。
・「痛いところ=悪いところ」とは限らず、痛みの原因は筋肉の深層部(インナーマッスル)にあることも多いです。鍼で直接深部の筋肉に刺激を与え、ガチガチに固まった組織をほぐします。
・鍼の刺激は、血管を広げる化学物質を放出させ、滞った血流を劇的に改善します。血液の巡りが良くなることで、発痛物質(痛みの原因)が流され、酸素や栄養が行き渡り、根本的な回復につながります。
・鍼灸には、交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスを整える作用があります。ストレスや血行不良からくる原因不明の痛み(頭痛、めまい、慢性の腰痛など)にも適応します。
・痛みの引き金(トリガー)となっているコリの点にピンポイントで鍼を打ち、関連する広い範囲の痛みを解消します。



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